クラウドで医療画像の匿名化
普段から医療画像をよく扱っているんですが、
医療画像の匿名化って重要なキーワードとして耳にします。
デジタル医療画像は、特殊なフォーマットであり、世界共通の規格ファイルです。
ファイルの中には、モダリティと呼ばれる医療画像撮影機器(レントゲンとかMRIとかですね)で撮影された画像のほかに、その撮影された画像に関連するいろいろなデータが格納されています。
患者さんの情報だったり病院の情報だったり、診療科だったりと。
もっと困かいものであると、撮影したときの放射線の量とかもはいってたりします。
その角度とか、そういう細かい情報も格納されている、膨大なファイルになります。
で、匿名化ってなんだっていうと、その医療画像ファイルの中から、患者さんの情報のうち、保護対象医療情報(PHI)といわれるデータを消すことです。
Protected Health Information: 保護されるべき医療情報)
機密医療情報とかもいわれますが、要は「個人が特定可能な保険情報」でして、それらの情報を画像ファイルから削除して、だれのかわからんくするって感じです。
データを研究や統計などに使う場合に行われるようですが、どのように使われているかは医療従事者でないのでそこまではあまり詳しくありません。
なので、医療画像の匿名化はとても重要なのですが、Amazonのクラウドがさくっとできちゃうみたいですね。
「Amazon Comprehend MedicalとAmazon Rekognitionを使用した医療画像の匿名化」
DICOMやHL7GWに関する技術ではうちの会社はトップクラスの認識があるんですが、クラウド利用開発はまだ依頼がきませんねぇ。
ニッチすぎるのかな。
JSTQB合格したよ
JSTQB受験するよという投稿からだいぶたってますが、
合格っしました。
受けたのはFB(Foundation Level)です。
基礎レベルのほうです。
JSTQBとは?
JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。
ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っています。つまり、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています
http://jstqb.jp/committee.html
ソフトウェアがあふれる世の中、ソフトウェアの品質や信頼性、安全性が十分に確保できているのか?という課題があがります。
そのための技術として、ソフトウェアテストがあるのですが、そのソフトウェアテストについてのエンジニアの技術力を認定する資格となります。
勉強して受けた感想ですが、テストやったことある、いつもテストしてるっていうレベルじゃ受かりにくい問題の作りになっています。
まず、ソフトウェアテスト全般に対する理解力はもちろんのこと、用語が適切でなければならいです。しばしば、企業ごとに使い方が違う用語があります。単体テストや総合テストなんてのも、どこからどこまでかっていう線引きは、企業によったりモノによtったり、結構定義があいまいなところがあります。それをJSTQBが定める用語どおりに理解・解釈していないと、わかっていても用語がちがう使い方だったなんてこともありうるテストでした。
ソフトウェアに係わる仕事の人であれば、勉強しておいて損はない資格ですし、最近では顧客要望でJSTQB取得者数を確認してくるところもあります。
難易度は、用語さえ理解すれば何とかなると思います。
1か月もシラバスと問題をやれば業界担当者なら受かると思います。
実際、うちの会社では、かなりの人数が受かっています。
ただ、試験回により、難易度のばらつきがあるようで、直近の合格率は以下です。
第22回(2017/02) 49.24%
第23回(2017/08) 58.0%
第24回(2018/02)74.36%
第25回(2018/08)63.3% ←ここで受験・合格しました。
第26回(2019/02)48.4%
過去最低合格率は43%、過去最高合格率は75%
経験者が受験している点も多く影響していると思いますが。
きちんと勉強すれば、うちの新人未経験1年目もみんな受かっていましたよ^^
JSTQBを受けるよ
この年になってもまだまだ勉強しなくてはならない。
子どもからすれば、ママみたいな大人でもテストがあるの?みたいなことを言われる。
いっぱいある。大人になっても、いくつになっても、「勉強」というものはついて回る。めんどくさいなあとは思うけれども、案外嫌いではない。その「勉強」が、社会にでるとすぐに役にたつものである場合がおおい。またその「試験」の結果、自己のスキルとして証明できるのだから、学生のころの「勉強」とは段違いで有意義なものであるとおもう。
そんなわけで来週、JSTQBを受けます。IT系のテスト技術者向けの一番下位試験。
基本的なテスト(ここでいうテストは、ITの動作試験などといわれるもの)のテストではあるが(わかりにくいw)、これがまた用語が独特で、ゆってることはわかるけど、、その言葉の意味ってどれだっけ?ってなる。
用語とその意味の勉強となるのですよ。
春から受けることは決まっていて、春先には参考書を読み始めていたが、2章まででつづかなくなり。2週間前になってやっと重い腰をあげました。
JSTQBの勉強の仕方ですが、当初の計画は↓でした。
・春先から参考書をのんびりよみすすめる。
・7月には過去問を始める。
・8月には過去問余裕になるくらいにしておく。
まぁ見事に計画倒れになっていますので、再スケジュール。
・2週間前からまず過去問から入る。
幸いJSTQBの試験対策アプリがある。「てす友」というアプリで一通り過去問に挑める。これが非常にありがたい。
章ごとにまず解いてみて、やばいなっていうところを参考書で抑える。
1日1章だ!
今から4章の過去問と5章をする。
土日で6章と1章と2章。
来週平日はとにかく過去問。
過去問を何度も解くことで、苦手が顕著に意識できます。
幸いアプリも苦手を覚えてくれるのでそこを連続挑戦。
さて皆様頑張りましょう!
面接時の心得的なもの
今年度、採用業務に携わってから、今更ながら「人事」の「採用」の業務について
新しい知識と経験が増えてきていることに幸せを感じています。
やっぱり新しい知識は好きです。
弊社の採用活動では、基本的に書類で落とすことはしません。
書類では見えてこないもののほうが大事である、という考えのもと、応募してくださった方とは全員顔を合わせてお話をさせていただいています。
一カ月で100人以上の応募があるような大企業でもなく、人気企業でもないため、応募者自体が少ないから可能であることには間違いないのですが。
面接する側の立場になってから、当たり前だけれども気づかされることが多々あります。面接側の声なんて、される側からしたら聞きたくて仕方のないことだろうになかなかネットではみかけない気がします。
どうしてもSEO対策で、面接対策!みたいな、講座みたいな記事ばかりで。
生の面接官の声なんて、なかなかさがしにくくなっているのではなかろうか。
まず、採用ということが、企業経営に非常に重要なものであると認識している企業は、
採用担当者に非常に目利きある方を置いています。
その目利きにどう自分をアピールしていくか。これは難しいようで実はそんなにむずかしくないような気がします。
講座のような記事でかかれていること、は、実際みなさんやっています。
社会人として恥ずかしくない振る舞いは当たり前のこと。
自己アピールにおいて重要なのは、「させてください」ではなく、「わたしのこの強みを御社で活用してみてはどうですか?」的なものかなと思います。
まぁこれは職種や年齢にもよってきますが。
ひとつはめんどくさいかもしれないですが、企業ごとに書類の内容を変えることです。
その会社がどんな会社であるか、社長のことばがHPなどに載っている昨今、そこから風土をよみとる力もいるかと思います。1社1社そんなことしてられないよというのが本音ですけども。
コネクタソン2018 ベンダーワークショップ2へ参加
当社では毎年コネクタソンへ参加している。
いつも若い者たちががんばってきてくれているから、今回は概要だけでも理解しておこうとおもい、ベンダーワークショップ2へ参加することにした。
最初は全体の概要。ほぼほぼ同じメンツなため、軽くご説明を受けた。
そのあとは、ドメインごとにわかれて、各ドメインでの変更点の説明となる。
全てのことに参加するわけではないので、上司は放射線系・部下は放射線治療・私と同僚はインフラ方面へとちらばりました。
前回からの変更点と注意事項なりの説明が多く、「みんなもしるように」というお話し方も多く、これじゃなかなか新参加となるとハードルがたかいだろうあなぁと思いました。
ぜんぜんウェルカムなんですけどね。
もしコネクタソンってなんなのてきなこと聞きたいとかあればどうぞお気軽にご相談くださいね。^^
人事部兼任
技術的なことを書こうとおもっているんですが、
なかなか業務と直結してると書けないもので。
そこでちょっとまだ技術的なものはなにも書いてないのですが、現在のもう一つの仕事、「採用」について書こうと思います。
うちの会社ではもともと管理部が担っていたのですが人手不足から社内の管理部以外のメンバーも兼任するようになりまして、今期はお呼びがかかりました。
管理部が手薄になってしまったのでほぼ開発部メンバーがお手伝いします。
その中でもかなり暇(?)な立ち位置にある私が任されたというか。
私としては、開発業務以外の知識が入ってくるのはWelcomeなのでもちろんOK。
お話をいただいたときはすごい顔してたんですが、「ぎっくり背中」というぎっくり腰の背中版をおこしていただけで。痛みに耐えてただけなんですが、嫌な顔してましたw
理由をお話し、快諾しましたw
人事部の業務の中の「採用」に関する部分を一任。もちろん一人で決めるわけではないです。決定権は上役にありますし、人事部長への相談報告もあります。
採用の中でも今回は「中途採用」について担当。
まず採用関係の業務が初めてだったので、過去の資料をあさり、今回の計画を聞いて理解しというところから入ります。
<計画について>
採用をするにあたっては計画が必要です。
・ターゲット人材(経験有無や年齢層、地域など)についての整理
・予算についての決定額
・人数
・いつまでに
人材募集サイトの企業に問い合わせると、だいたいこういうことを聞かれるので、これらが計画としてたてておかないといけない事項です。
今回は以下で計画を立てていました。(上役たちが)
・未経験よりは経験あり、35まで、関東地方等
・予算100かなー。
・4,5人
・年度内ならば。
はじめてだったのでいろいろ検索。
まず採用を行うにあたり、活動としてはハローワークに求人票掲載が一番費用がかからない。なんてたって無料ですから。
それ以外としてはいろいろありますね。
↓求人広告とゆわれるもの
・求人広告転職サイトに求人掲載
・求人広告転職サイトでスカウト
↓人材紹介とゆわれるもの
・成功報酬型転職サイトで求人掲載
・紹介予定派遣
・知人からの紹介
ですが、求人紹介系は非常にお値段が高い。。
成功報酬型というのは、求人掲載は無料。ただし、そこですてきな人材が応募してきて、採用となると、そのサイトへ支払いが生じる。採用した人材の年収の30%と言われているため、今回のような経験有の人材を募集しようとおもうと年収400万はこえてくる。となると、1人採用するごとに120万をその企業へ支払わなければならない。4人採用すると480万。。。た、高い。今回はそこまで支払ってっていう経験者を募集するわけではないから、求人掲載型のサイトを利用することにしました。
求人掲載型のサイトに掲載する場合、掲載料は有料、その代わり応募者を何人雇おうが値段の上下はない。ただ、いい人材が応募してこない、面接で採用に至らない場合は捨て金となるわけです。賭けです。正直。
そこは会社の予算や採用計画から、どういった手段を選ぶかは人事部の力ですね。
採用って思っていたよりも難しいんだぁとともに、金かかるんやなwってことがわかっただけで、この年にして勉強になりますw
はじめまして!
医療情報システムエンジニアをしながら働くママです。
システムエンジニアを継続させながら子育てするのは大変体力気力が必要です。
家族や会社やいろいろな方に支えられながら日々奮闘している状況ですが、医療情報システムエンジニアとして記事に残していきたいなと思ったことをUpしていこうと思います。
職的にはシステムエンジニアではありますが、やっていることはマネジメントやフォローが多く、野球部のマネージャーじゃないのか?なんてことも思ったりしますが、
素敵なメンバーに囲まれて頑張っていますのでよろしくお願いいたします。
チーム的には医療情報システムの中でもDICOMと呼ばれる医療画像システムに特化した専門のチームです。
私自体はDICOMなんでもこい!っていうほどのものではないのですが、チームにはDICOM生き字引なんて方もいらっしゃいます。日々勉強です。
そんな生活の中で、DICOM・HL7など、医療情報関係で共有できることがあればどんどん発信していこうと思っています。